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【周防国府杯争奪戦】男気先行を披露した山本直

2021/11/01(月) 20:45 0 2

防府競輪の「周防国府杯争奪戦(GIII)」は1日に2日目を開催。二次予選10Rで積極策に出てラインのワンツーに貢献した山本直に話を聞いた。

ワンツーに貢献し晴れやかな表情の山本直

 レース後は晴れやかな表情が印象的だった山本直松浦悠士桑原大志を背に積極駆けに出た。松浦が番手捲りで山本の頑張りに応え、地元の桑原が続いて2車単は大1番人気の180円。本命党を大喜びさせた。

 準決勝進出の松浦と桑原が「直が頑張ってくれた」と称えた。と同時に「直が行く気満々だったけど、まずは3人で勝ち上がれるレースをしよう、と。それだけは伝えた」と声をそろえた。

 しかし、山本は「もちろん、3人で勝ち上がれたら最高。なんとか4着までに粘れれば良かったけど…。でも、後ろがS級S班の松浦さんと、地元の桑原さん。その前を回る以上は、先行しないわけにはいかないでしょう」と説明。

 さらに「前日に番組を見た瞬間からテンションが上がっていました。防府競輪さんに、この役割を与えられたのは光栄だった。自分は残れなかったけど、後ろのワンツーが決まってくれて良かった」。

松浦悠士にアドバイスを受ける山本直

 大役を全うして充実感が漂っていた。その後は松浦にねぎらわれつつ、アドバイスを受けるシーンもあった。次に連係した際は一緒に確定板に上がれるように、なんとかしたい気持ちが伝わってきた。山本が再び松浦と一緒になった時、さらにはこれを見た中国勢の若手が山本の前でどんな走りをするのか。これで終わりじゃないのが競輪の面白さでもある。(netkeirin特派員)

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