10月31日、防府競輪場で行われた周防国府杯争奪戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、捲った新田祐大(35歳・福島=90期)が1着、番手から捲った清水裕友(26歳・山口=105期)が2着、清水をマークした小倉竜二(45歳・徳島=77期)が3着に入った。3連単は②-③-⑧で6,700円という配当だった。

　レースは出入りの激しい展開の中、松浦悠士(30歳・広島=98期)が打鍾で主導権を握って先行していく。しかし4番手から新田が即座に反撃。最終周回に入るところで捲り上げると、松浦の番手から出て合わせようとする清水をねじ伏せて一気に先頭に躍り出る。マークの守澤太志(36歳・秋田=96期)は離れてしまうが関係なし。新田がそのまま後ろを寄せ付けずに押し切って初日特別選抜を完勝で飾った。

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