2025/10/17(金) 09:00 0 1
復帰戦の石井寛子が白星を挙げた初日2R、熊谷芽緯は思い通りの流れにならず3着に終わった。
「スタートを取って突っ張ろうと思っていましたが…。"(前に)入れて〜"(手を前に出しポーズを取りながら)って願ってましたけど、入れてもらえませんでした」
その場面はしょんぼりしながら振り返った。地元の是永ゆうきと誘導員後位で併走し、その後は2番手も窺い、約1周近く前団の外で粘ったが断念。「マズいな〜、どうしようどうしようって焦ってました」。最終的には6番手まで車を下げざるを得なかった。
最終HS手前から太田美穂から仕掛ける素振りを見せ、後ろにいた藤原春陽が内を進出した。すると熊谷も内を突いて逃げた太田の4番手に入った。
「内を行ったのは初めての試みでした。もうワンテンポ、ツーテンポ早く行ってればもう少しいい勝負になったかな」
3コーナー過ぎから仕掛けて外を迫ったが、逃げ粘った太田に迫る3着が精いっぱい。
「脚はすごく軽く感じた。バンクが軽いんでしょうね。もうちょっといい展開で、自分の走りができれば、っていう楽しみはあります」
3着スタートになったが、2日目以降の巻き返しを予感させるコメントと表情。普段とは違う動きも見せた。2日目の1R予選2では再び石井寛子らと対戦。今度こそ白星を目指す。(netkeirin特派員)