櫻川(雅彦)が最終ホームで仕掛けるが、正攻法の土田(武志)が突っ張って主導権。番手を回った地元の黒崎が絶好の展開を生かして1着。

「道中は付いていくので必死だったけど、4角では余裕もあった。土田君があれだけ踏んでくれたからね。地元で1着が取れたし上出来だよ。冬はバンクが重くなるしフレームを軽い物に換えてみた。それも良かったのかな」とレースを振り返る。

「自分の師匠(小倉柱三)が選手を引退してから、整骨院をやっている。『小倉整骨院』っていうところで競走の前後や怪我をした時に通っている。少しアピールしてくれると嬉しいな(笑顔)」。

「昔は地元に向けて色々やってきたけど今はそんなに」と話す黒崎だが、まだまだ鋭い脚を見せてくれるだろう。(アオケイ・富記者)