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【周防国府杯争奪戦予想】地元清水裕友4連覇へ 松浦悠士、町田太我出場で盤石の布陣

2021/10/29(金) 09:30 0 5

31日より防府競輪場周防国府杯争奪戦(GIII・最終日11月3日)が行われる。主力選手の近況や、見どころを競輪記者・町田洋一氏に伺った。

清水裕友

 幼少の頃から慣れしたんだバンクである地元清水裕友佐藤慎太郎の生のレース見て、憧れて競輪選手になったのは有名な話。GI以上に自分の庭でのモチベーションは高く、目下、記念は3連覇中。親王牌では決勝進出に失敗したが、恒例のボヤキは封印していた。結果は別として、出来自体に不安がなかったのだろう。盟友・松浦悠士の存在も大きく、全力で4連覇を目指していく。

町田太我(左)と松浦悠士

 その松浦だが、周りが言うほど、本人は悲観していない。オフシーズンのない競輪選手であるし、1年を通して、こうした時期は必ずある。グランプリにはベストの状態に持って行くだろう。この2人の連係で十分だが、これに徹底先行の町田太我も加わる。町田、松浦、清水で駆けたら、別線は簡単に太刀打ち出来ない。

新田祐大

 親王牌は2着失格だった新田祐大。これで賞金でのグランプリ出場は絶望になった。競輪祭でタイトルを獲り、世界の脚を年末のビッグレースで披露したい。番手は10月が事故点の斡旋停止だった守澤太志。賞金を上積み出来なかったのは痛いが、本人は、それほど気にしていない。新田の快速捲りを小回りバンクでも差す脚はある。

吉田拓矢(左)

 ヨコの捌きも身につけて、タイトルが獲れる位置まで成長したのが吉田拓矢平原康多の親王牌Vでも、優勝の立役者になっている。諸橋愛の仕事も見込めて、波乱の立役者になりたい。諸橋は左指の裂傷で大きな怪我でなかったのは救い。

山田英明

 近畿のビッグネームは稲川翔村上義弘だったが稲川が腰痛で欠場。1班の自力型が高久保雄介だけでは、村上は苦しくなってしまった。中部は劣勢で九州は山田英明の復調度が鍵。南関は鈴木裕が二次予選では本命になる。

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