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【寛仁親王牌】今開催、松浦悠士の悔いが残ったレースとは…

2021/10/24(日) 17:15 0 7

弥彦競輪寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日に最終日を開催。10Rを走った松浦悠士に話を聞いた。

取材ゾーンまで出てきて話を聞かせてくれた松浦悠士

 最終日にようやく確定板に乗ったが、内容に関しては「スタートの時点で負けていたしダメ。ホームで小原さんの動きを見てしまい動けなかったしダメ」と厳しいジャッジ。今節は試練の4日間だった。

 特に悔いが残ったのは太田竜馬マークで挑んだ準決勝だという。
「ここだと思い外を行ったらフリを受けた。もう少し踏み込みを待てなかったし、なぜ外を行ったんだって。状態が良かったので待って内でもアタマまで行ける余裕があったし。だから準決の敗戦から立ち直れておらず、自分に腹が立ったり、腑に落ちない部分もあった。今までの力負けとは違う感覚。まあ、ああいうのも競輪なのでしょうけど…」。

 熊本記念in久留米の落車からほぼ休む間もなく当開催を迎えた。完全な状態ではないのは明らかでファンや記者、評論家も道中の動きを見て、いつものハツラツとした松浦本来の姿ではないと感じていた。ただし、本人は「みんなが言うほど悪くはないんですよ」とのこと。実際に動けており、自信があったからこそ、準決の判断を猛省していたのかもしれない。

 この先は直後に地元地区の防府記念、そしてGI競輪祭と大事なレースが次々と控えている。「(清水)裕友とスカっとするレースがしたい」と必死の立て直しで軌道修正に励む。

 蛇足ながら、この取材。取材記者らが入れないフロアにいた松浦が、わざわざ取材ゾーンまで出てきてくれたおかげで話を聞くことができた。ファンへ直接、言葉を伝えたいとの松浦のプロ意識はものすごく高い。(netkeirin特派員)

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