2021/10/23(土) 20:15 0 5
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日、最終日を迎える。12R決勝戦で本命を背負う新田祐大に話を聞いた。
GI・GII含めて10個のタイトルを手にしている新田祐大だが、寛仁親王牌だけはなぜか縁がなく、グランドスラムにリーチの状態がずっと続いている。
それもあって前検日から「今回は何としても決めたい。決めるつもりでここに来ました」とものすごい気合で、その言葉通り、きっちり結果を出して決勝戦まで上がってきた。
「これで王手。あと1つですね。前検日にも言ったように、今回は本気でグランドスラムを獲りに来ている。その気持ちは今も全く変わっていません。(目標にする)響平君とはこの間の岐阜の共同杯でも連係していて、そのときは絶好の展開をモノにできなかったし、同じミスだけはしないように気をつけます」。
今年は東京五輪が終わる8月まで日本の競輪には一度も出走しておらず、今節参加前の獲得賞金は1,820万円。賞金ランキングTOP50にも名前がない。
一応、このあと11月に競輪祭が残っているが、『全ての条件が揃った』この決勝をしっかり勝って、グランドスラムとグランプリ出場を同時に決める!(アオケイ・長谷川記者)