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【寛仁親王牌】佐藤慎太郎「一丁、やってみるか!」

2021/10/23(土) 19:30 0 5

弥彦競輪寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日、最終日を迎える。10レースの特別優秀を走る佐藤慎太郎に話を聞いた。

深谷知広(右)と絶妙なやり取りをしていた佐藤慎太郎(後ろ姿)。自分が決勝の舞台に立てず、内心ジクジクした思いがあるかも。

 決勝で北日本の選手が4人乗ったが、そこに慎太郎先生の名前はなかった。今回は取材制限があり、検車場に入れないから、なかなか選手と詳しい話が出来ない。大人の対応で普通にしているが、やはり内心は察してしまう。

 この特別優秀のメンバーが発表されると慎太郎先生もメンバーを見て険しい表情。丁度、近くにいた深谷知広が歩み寄り「慎太郎さんの力があれば簡単。合宿の時に凄い自力を見た事がある。目をつぶって、ジャンから750メートルもがけば良いだけ(笑)」と“先行勝負”を謎に薦めていた。

 それを聞き「世界の深谷が、そう言うなら、一丁、やってみるか! 自信が出て来た!」と言いながら、最後は「雨谷の番手」と言う吉本新喜劇みたいな落ちだった。(町田洋一)

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