狙い澄ました2角まくりで前団のあおりを乗り越えて圧勝。翌日の特別優秀戦に駒を進めたのは大きな価値がある。

「賞金も高いし上積みが欲しいので。昨日、負けて悔しかったけどすぐに気持ちを切り替えて3日目に備えました」。

　今は賞金面でのグランプリ出場、当落ボーダー上にいる。1円でも上積みしておきたいところで否応なしに気合いが入る。
「もちろん賞金も大事だけど、今回新しい人が今回のGIを取ると余計に厳しくなる。競輪祭を取るぐらいのつもりでやらないと！」と一層、気を引き締めた。

　2日目の二次予選でまさかの敗退。ハイスピードで先行したが9着と大敗した。
「自分の脚も悪くなかったし4着権利ということもアタマにあったので先行したが持たなかった。9着はさすがに悪いし、練習しないといけませんね」と課題も明らかになった。

「もし追加とか来ても走らないです。この先は地区プロと来ているあっせんを走って競輪祭を迎えたい」と賞金、GIタイトルの両にらみで年末GPを目指している。(netkeirin特派員)