準決勝4Rは北日本5人と南関東2人のメンバー構成。北日本の中で一番点数の低い長田彰人は「北でまとまって5番手です」というコメントを出した。

「同じ北日本の菊池翔君が特進を狙っている状況だし、邪魔はできない。それに他の3人(小酒大司、佐藤裕輝、嶋貫高大)にもお世話になっているので。競輪は今日だけじゃないですから。今までの流れからも(5番手回りが)自然かなって。厳しいかもしれないけど3着までに入れば決勝にいけるので、そこを目指して頑張ってみようと思います」

　7車立ての5番手回りには賛否両論あるかもしれないが、心優しい長田ならではの判断ともいえよう。とはいえ本人の談話通り、もちろん決勝進出を諦めたわけではない。義理を果たしながら、尚且つ好結果を求めて最後は目いっぱい前へと踏み込む。(netkeirin特派員)