初日は仕掛けの機会に恵まれず7着だったが、準決は先行する刈込奈那の後ろを取りバックストレッチから番手捲り。写真判定の結果、鈴木美教の捲りが寸前で決まり2着だったがなんとか決勝を掴むことが出来た。

　レースについて聞いてみると「決勝に乗りたいという思いの強さがあって展開も位置も恵まれた。ただ、思いが強すぎたのか迷いながらのレースになってしまった。脚の感じは良かったけど、迷いがカカリの無さに繋がってしまった。美教さんに差されても納得の2着です」。

「デビューしてから33バンクは松戸と伊東の2場所で4回しか走っていない。走り慣れていない分難しいですね」と苦笑い。

　決勝について聞いてみると「日に日にレース感も慣れてきたし、脚の感じも良いので力を出し切って自分らしいレースをしたい！」と満面の笑みで答えてくれた。

「まだまだレースは緊張しますよ」と話す永禮。謙遜しながらもしっかりと結果を出しているし、今回の決勝も見応えある走りを見せてくれるだろう。(アオケイ・宮本記者)