2021/10/23(土) 12:02 0 0
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は23日、3日目を迎えた。1Rの一般戦でGI初勝利を決めた脇本勇希に話を聞いた。
脇本勇希が捲りで特別競輪の初勝利。ワッキーがこのレースを解説したら多分、辛辣な意見を言っていただろう。捲りでの勝ちだし、しかも近畿のドン・村上博幸が失格しているからだ。
「村上さんとは、競輪の流れに応じたレースは出来そうだから、セオリー通りに行こうと。ただ、行くべきところで行けなかった。GI初勝利は嬉しいけど、内容を考えたら素直に喜べない」。
続いて、アカケイの敏腕編集長・小山記者の共同インタビューが始まり「兄貴の背中を見て選手を目指した。オールスターで初の兄弟参戦。そこで特別競輪の大舞台を実感出来た。兄貴は腰がかなりやばい状態みたいだが、今回の欠場は本人の口からでなく新聞記事で知った。ひとりの兄貴のファンとしても、レースを見られないのは残念」。そして、“兄弟タッグ”が一番の目標と言い、会見を締め括った。(町田洋一)