2021/10/23(土) 10:20 0 1
初日特選では内から先行し、山田義彦とワンツーを決め人気に応えた柿本大貴。2日目の準決勝では移籍したての同期中里福太郎との対戦となった。レースは勝谷(勝治)が主導権を握るも中団から中里が最終ホームでスパート。それでもその上を柿本が好回転で捲って快勝。
「調子は間違い無く上向き。車の出もいいし、絶好調ですね! いや好調にしときます。このくらいで絶好調とか言っていると、S級では通用しないので(笑)」
同期対決に話を振ると、
「意識は多少ありました。福太郎も移籍して1場所目だし、絶対逃げると思ったけど仕掛け所が意外でしたね」。
決勝戦は房州輝也、竹内公亮は単騎を選択。新村穣-植木和広で並ぶ神奈川勢が相手。柿本は上川直紀の意気込みを聞いて任せることに。
「上川はダッシュが凄いし、まずは踏み出しに集中したい。上川との連係は初めて。疲れはあるけど動けているし、当然優勝を目指します」と意気込んだ。
オーバーペースで練習してきたという柿本。上川の番手という絶好のチャンスを生かし、豊橋ミッド以来のVを目指す。(アオケイ・松野記者)