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【寛仁親王牌】絶好調の菅田壱道「新田先輩お願いします!」

2021/10/22(金) 19:45 0 8

弥彦競輪寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は23日、3日目を迎える。3日目の準決11Rで新田祐大と連係する菅田壱道に話を聞いた。

「前でやらせてくださいと意思表示はしたんですが…」と複雑な表情の菅田壱道

 準決メンバーを見た菅田壱道新田祐大の名前を確認して、「たぶん俺が前ですね。聞いてきます」と勢いよく控え室に消えていったが、それから数分経って我々の前に戻ってくると、「やっぱり、後ろになりました(苦笑)。新田先輩-自分の並びです」と何とも言えぬ複雑な表情。

「前でやらせてくださいと意思表示はしたんですが、『俺の調子を上回るなら前を回ってもいいけど?』と返されて、何も言えなくなってしまった。新田先輩の二次予選Aの上がりタイムは10秒7。相当強く見えたし、本人も自信があるんでしょうね」。

 新田が優勝した2019年の名古屋オールスターは菅田の『引き出し』からの番手捲りだし、2人が一緒の時はいつも菅田-新田だと思っていたが、実際は菅田が後ろというのも何度かあるようだ。

「何年か前の大宮記念と松戸オールスターの準決、決勝。オールスターの準決では綺麗にワンツーが決まっているし、相性はいい方じゃないかな。格上の先輩の後ろというのは自分でやるより緊張するけど、先輩の力を信じて精一杯マークします」。

 今年は全くと言っていいほど目立たず、「菅田も終わったか」という声も聞こえたが、今節2走の動きは絶好調で準決は大本命の番手回り。流れは菅田に来ている!(アオケイ・長谷川記者)

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