アプリ限定 2025/09/10(水) 12:00 0 6
2025年の戦いも終盤戦。残るGIは 「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」「朝日新聞社杯競輪祭」の2つ。12日からは「共同通信社杯競輪(GII)」がスタートする。グランプリ切符を争う選手にとっては、ここでの賞金積み増しは大きく、注目される戦いとなる。
本企画では、賞金上位を争う有力選手たちのここまでの戦いぶりとメモリアルショットを前後編でお届け。後編では、郡司浩平、深谷知広、南修二、浅井康太、新山響平、岩本俊介、犬伏湧也、清水裕友、太田海也の9選手を取り上げる。
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賞金ランキング6位
6度目のVとなった地元の川崎記念を含め、今年だけでここまでGIIIの優勝5回と圧倒的な戦績。ただGIでの決勝進出は、6月「高松宮記念杯競輪(GI)」のみ(3着)。現在、賞金ランキングは6位。終盤戦でタイトルを獲って、グランプリ出場権を確定させたいところだろう。
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賞金ランキング7位
2025年のビッグレースは、「全日本選抜競輪(GI)」が決勝3着、「高松宮記念杯競輪(GI)」「ウィナーズカップ(GII)」で決勝進出も着外。賞金ランキングは7位で、2年ぶりのグランプリ出場は現実味を帯びてきている。なお前回のグランプリ出場は「共同通信社杯(GII)」を制したことで足掛かりを作った。
賞金ランキング8位
2025年は、久留米GIII優勝、ビッグレースはGIを4回フル出場し2回決勝進出(GII出場なし)。現在賞金ランキングは8位で、グランプリ出場権争いのボーダー上。すでに、脇本雄太と寺崎浩平は出場確定。古性優作もほぼ確定と見てよく、この人がグランプリ切符をつかめば「超強力近畿ライン」が実現することになりそう。
なお「共同通信社杯競輪(GII)」は、共同通信社による推薦選手として出場。
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賞金ランキング9位
2025年はビッグレース全てで準決勝まで勝ち進み、「日本選手権競輪(GI)」と「ウィナーズカップ(GII)」は決勝進出。41歳の現在もトップ戦線で安定感ある戦いぶり。賞金ランキングは9位で、過去2度制しているグランプリは、出場権争いのボーダー上。7年ぶり9度目の出場を狙い終盤戦へ挑む。
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賞金ランキング10位
2025年はグレードレースのみ58走し、バックは30本。バックを取った30レースのうち、連対しているのが20回。積極性に安定感を加え常に賞金ランキング上位に名を連ねる。一方で、ここまで優勝はなし(「日本選手権競輪・GI」と「ウィナーズカップ・GII」で決勝入り)。現在の賞金ランキングは10位。ここからが「勝負駆け」になる。
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賞金ランキング11位
S班1年目となった2025年、ビッグレースは「日本選手権競輪(GI)」と「ウィナーズカップ(GII)」決勝進出。現在の賞金ランキングは11位。2年連続グランプリ出場へ正念場の終盤戦。地元・松戸での5回目のGIII優勝※が勢いになるか。
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※松戸記念3回、代替開催2回
賞金ランキング14位
2025年のGI、GIIはフル出場して決勝進出はなし。繰り上がりのS班なので、初のグランプリ出場に期待したいところだ。現在、賞金ランキングは14位。
賞金ランキング15位
ここまでの2025年の戦績は、ビッグレースは「高松宮記念杯競輪(GI)」と「サマーナイトフェスティバル(GII)」で決勝進出、GIIIは2回優勝。昨年のグランプリは準V。直近の岐阜GIIIのVをはずみにし、勝負の終盤戦で出場権ゲットなるか。
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賞金ランキング18位
ナショナルチームに所属し2024パリ五輪に出場。自転車競技で世界と戦いながら、国内の競輪トップ戦線でも存在感を発揮している。2025年はGIは「日本選手権競輪」「高松宮記念杯競輪」「オールスター競輪」に出場し、高松宮杯とオールスターで決勝進出(いずれも着外)。現在、賞金ランキングは18位。
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