2021/10/22(金) 12:30 0 1
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は22日、2日目を迎えた。10レースの二次予選Aを走る木暮安由に話を聞いた。
僕にとって木暮安由は同郷の可愛い競輪選手。だから、敢えて毒づいたり、きつい事も言ってしまうが愛情の表れ。
一次予選の木暮は雨谷一樹を目標にして、最後はシビアに切り替えて頭を取った。
「雨谷君がどうするの、どうするのと思っていたら内に詰まっていた。だから瞬時の判断で切り替えた。悪い時なら、あのまま2人で共倒れだったと思う」。
キグレ大サーカスと呼ばれた時期もあったが、本当に危ない走りをやっていた期間は短い。あれは、周りの記者からのイメージ作り。それが成功したと言える。
諸橋愛との競りがあったりして、記念とかで弥彦はあまり呼ばれていない。
「弥彦は得意バンクとか好きに書いておいてよ(笑)」。
色々な伝説を作ってきた男だし、あの頃の雰囲気が戻ってきた。“気配”と言う奴だし、これが良い頃の木暮安由だ。(町田洋一)