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【平塚競輪・ミッドナイト】徹底先行の看板を下ろした谷本奨輝

2021/10/21(木) 11:00 0 0

平塚競輪「WINTICKET杯」は20日に2日目を開催。7RのA級準決勝に出場した谷本奨輝に話を聞いた。

徹底先行タイプだったが、今シリーズは連日「何でもやる」とコメントしている谷本奨輝

 ここまでほとんどの開催でバック線を取っている谷本奨輝は、誰もが認める徹底先行タイプ。しかし今シリーズは連日、「何でもやる」という自在選手のようなコメントを出している。

 初日は「スタートを失敗した」ため1番車ながら後ろ攻めに。一旦レースを動かすと、機敏に立ち回って3番手を確保。最後はまくり追い込みでアタマまで突き抜けた。準決こそ逃がされてしまい小野裕次のまくり追い込みに屈したが、「飛び付きを狙っていました」と作戦を明かしたように、自在に転向するという意思がひしひしと伝わってきた。

 転機となったのは同支部の先輩のアドバイスだった。
「8月の地元戦の時に、小堺(浩二)さんと色々お話させてもらって、ちょっと思うところがあったんです。何でもできるっていうのは強みになるし、これからはそういう選手を目指していこうかなと。まだまだ勉強中ですけど、一戦一戦を大事に走って、上(S級)を目指していくつもりです」

 谷本=先行のイメージがまだまだ根強いが、総力戦を続けていけばいずれは“谷本は何でもできる”という印象に周囲の評価も変わっていくはず。最終日の6Rは、自力型で並ぶ北勢との実質2分戦。どんな立ち回りをするのか大注目だ。(netkeirin特派員)

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