2021/10/20(水) 19:15 0 5
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は21日、初日を迎える。2レースの一次予選に出場する雨谷一樹に話を聞いた。
新しい競技のピスト6(PIST6)が始まった。その記念になる第一回の大会で雨谷一樹は優勝。ボートレースと一緒で上位成績者しか賞金は出ない。3着まで賞金があり、それ以外の選手は特別手当の形になる。
「僕は優勝したから2日間で140万円ぐらい。普通は競輪場で現金支給だけど、銀行振り込みなのは斬新だった。まだピスト6は手探りの状態だと思うけど、これから良い方向に向かってくれれば」。
前検日に行われるタイムトライアルで超抜のタイムを出しており、単勝オッズは、全部のレースで1倍だった。「現場でいくら僕から売れているかは分からなかったけど、あとで聞いたらびびりました(笑)。責任重大だし知らなくて良かった」。
ダッシュを活かしたトリッキーな動きが持ち味。ノープランで前々に攻めて木暮安由とワンツーを決めたい。(町田洋一)