2021/10/20(水) 19:00 0 3
弥彦競輪場で行われる「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は21日、初日を迎える。9レースの一次予選を走る野口裕史に話しを聞いた。
野口裕史はド先行。対する山口拳矢は真逆な組み立て。岐阜の共同通信社杯、松戸(日本名輪会カップ・吉井秀仁杯)、青森(スポーツニッポン杯)と2人は3場所連続して同じあっせん。松戸の決勝は野口が発進して鈴木裕が番手捲り。最後は山賀雅仁が差して優勝した。
野口は「あとで仕返しされると困るので、レース後は、丁寧にフォローしておきましたよ(笑)。みんな、本当の拳矢君がどんな子か分からないと思うので、自分から絡んで話すようにしていました。競輪観とか、そこまで深くは聞くことが出来なかったけど、ナイスガイですね」。
ちなみに、ここでのコメントは“先行勝負”。自力とコメントする時もあるが、その違いは「調子が悪くて自信がない時は自力。そうでない時が“先行”と言うようにしています」。
野口の馬力があれば、山口拳矢も、そうそう楽には捲れない。(町田洋一)