寛仁親王牌in弥彦は過去5回行われている。園田はそのうちの1回、2015年の第24回大会覇者。当地はGI初戴冠となった思い入れあるバンクだ。
「思い出はありますよね、やっぱり。ただ…それからまったく走っているイメージがない。レースじゃあまり呼ばれませんね」。

　レースじゃ…との部分に言及すると…。
「あの優勝のあと、弥彦やサテライトのイベント、トークショーにいつも呼んでくれるんです。新潟のサテライトの方々とつながりがあって、なぜかしら呼んでいただいています。だからこっちにはよく来るんです」と不思議な縁を感じている。

　今シリーズのモチベーションはいつにも増して高い。
「弟子(松尾信太郎)と同門の(小川)勇介と一緒にGIを走れるって光栄なこと。なかなかないチャンスだししっかり勝ち上がりたい。初日は(中川)誠一郎さんへ」。

　中川は「あ、今回はハードケースを8年ぶりに新調しました。以前のはガタガタでガムテープを貼って使っていましたから。自力」といつも通り。レースの話には言及しなかった。(netkeirin特派員)