2021/10/20(水) 16:30 0 4
弥彦競輪の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が21日に初日を迎える。一次予選9Rを走る山口拳矢に話を聞いた。
「右半身の擦過傷、あとは打撲程度でしたね。フレームがちょっとゆがんだのでセンターを出してもらってあとはそのまま。ハンドルだけダメになったので新しいものを持ってきました。体のケアは万全!」と大事には至らなかったようだ。
落車後の不安といえばレースに対する恐怖心やストレス。たとえ軽傷で済んだとはいえ嫌なイメージが頭をよぎり、いつものように大胆に踏み込めなくなるとの話を選手たちからよく聞く。
「あまり落車をしていないので何ともいえませんが、自分の場合は(自分に)期待をしすぎずに。ダメでも仕方ないって心持ちで走っています」と気持ちの切り替えというより、潔い開き直りで守りに入らず常に攻める姿勢を貫いている。
「今は7車より9車の方が走りやすい。GI、GIIが9車だし考え方を変えていく必要がある」と大胆不敵なコメントも。今シリーズも目が離せない。(netkeirin特派員)