127期もデビューして1か月ちょっと経つ。強い、弱い、組み立てが上手い、下手、とだいぶ予想しやすい時期になってきた。この木村優駿という選手は先行メインで結果を残している有望株だ。

「S級に行くまでは先行でやろうと決めています。父のアドバイスもあるけど、森田優弥さんや中田健太さんのアドバイスでもある。今は力を付ける時期。結果もだけど内容にも拘って走っています」とキッパリ。

　実際のレースも良い内容が多く、前回の決勝戦は3分戦でも突っ張って、別線を完全に封じ込める抜群の内容だった。

　そんな木村は予選の5Rに出走。地元戦でも「いつも通り内容に拘って」と話す。

　コメントは「先行主体」。突っ張って天沼雅貴とのワンツーに期待がかかる。(アオケイ・石濱記者)