17日に最終日を迎える松阪競輪ミッドナイト「TIPSTAR杯&松阪かどや賞(FII)」。8RではL級ガールズ決勝が行われる。

　人気を集めるのは現在通常開催で13連続優勝中の坂口楓華だ。パールカップでは準決3着で惜しくも敗退となったが、最終日は石井寛子、奥井迪などの強力メンバーを捲り一閃で呑み込み2着を2車身離して快勝。

　迎えた今開催。初日、2日目と坂口らしい距離を踏む仕掛けで後続詰めさせず連勝で勝ち上がったあたり、デキは問題なさそうだ。

　現在坂口はグランプリ圏内の賞金5位に位置している。初のグランプリ奪取に向けてまずは一歩一歩賞金を積み重ねていきたい。

★坂口楓華は松阪競輪8R・L級ガールズ決勝に登場！(発走23:00)
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　また、9RではA級決勝が行われる。

　強力な自力選手が集まった今開催、決勝戦には脚質「逃」が5人、「両」が2人と全員が自力で動けるというメンバー構成に。

　まず地元中部の先頭を務めるのは125期の志田愛希飛。準決勝ではホームから捲り仕掛けるが小笹隼人に何度も何度も厳しい牽制を食らう厳しい展開となってしまう。しかし、それでもしぶとく前に迫りなんとか前を乗り越えて決勝への切符を掴んだ。番手に付くのは過去ビッグレースで幾度となく中部を牽引してきた竹内雄作。偉大な先行屋である大先輩を背負ってスケールの小さいレースはしたくないところ。

　奈良トリオの先頭で戦うのは志田と同期の西岡利起だ。直近4か月のバック数はメンバー中最多の20本と驚異の先行力を誇る。今開催も予選、準決勝と堂々たる先行勝負で勝ち上がっており、決勝でも佐山寛明、小笹隼人と同県の2人を背負って唯一のライン3車というアドバンテージを活かしたレースで魅せる。

　近畿の先頭は24年にS級に在籍していた福元啓太。前走の京王閣競輪で完全優勝を果たし、今開催も予選、準決勝と連勝で勝ち上がり完全優勝に王手をかけた。番手にはこちらも元S級、6月の四日市GIIIでは優出も果たしている実力者・古賀勝大が付く。125期の2人がバチバチに踏み合うようなら福元の捲り炸裂という結末も大いにあり得る話だ。

★松阪競輪9R・A級決勝は23:20発走！
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