2025/08/16(土) 18:55 0 2
精彩を欠く松井、その表情は暗い。勝ち上がりでは一度も先行できず、まさかの敗者戦回りとなった。
それでも気持ちを奮い立たせた松井は、佐藤慎太郎と川津悠揮を連れての先行策でライン独占へと導いた。
「(佐々木)豪君が先行しそうな形だったけど、二人付いてくれたし無理くり行った。結構オーバーペースになって、コンディションも良くなくてキツかった。その中でも最後まで踏めたと思う」と及第点といった様子。
ここまでをふり返り「直前に腰を痛めて焦って練習を追い込んだ分、オーバーワーク気味で入ってしまったのが誤算。それに故郷の北海道っていうのもあって、張り切りすぎたのか空回り…。ここからが大事、気持ちを切らさずに」と言葉に力を込める。
下を向いている暇はない。まずは目の前の一戦一戦だが、残るビッグレースへのピーキングが鍵となろう。全ては年末に控える地元・平塚グランプリのために。松井の真価が問われる。(アオケイ・八角記者)