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【オールスター競輪】鮮やかなワンツーフィニッシュを決めた荒井崇博

2025/08/13(水) 19:46 0 2

函館競輪場ナイター「第68回オールスター競輪(GI)」が13日に2日目を開催。6R一次予選を走った荒井崇博に話を聞いた。

「お盆に遠方の観光スポットでビッグレースやるのは怖いよ」と話す荒井崇博(右)

 この日の一次予選は5、6Rの2つ。初日が休みだった選手たちは2日目からの始動となった。

「初日に走って次の日が休みならいいけど、ハナから休みだと1日空いてボーっとしすぎた」とまるで“時差ぼけ”状態だったが、レースとなればピリッと目覚めて体も動き、連係豊富な後藤大輝に乗って寸前差し。後藤も2着に逃げ粘りワンツーを決めた。

「前回の京王閣もそうだったけど大輝が強くなっている。自分はまあまあ」と若武者の成長に目を細めた。後藤も「ビッグレースの勝ち上がりで荒井さんとワンツーは初めて。緊張したけど、今日はよく眠れそうです」とホッとした表情を浮かべた。

 鮮やかなワンツーフィニッシュの裏にはとんだドタバタ劇もあった。それは前検前日の移動中のこと。乗る予定だった長崎空港発の便が大雨の影響で運休になると、急きょ佐賀空港へスイッチ。さらにその便も遅延し、羽田に着いたころには函館行きの便が終了していた。やむなく千歳空港へ飛び立ち何とか函館までやってきた。

「お盆に遠方の観光スポットでビッグレースやるのは怖いよ。今回は来られたからよかったけど、もしアクシデントが重なったら新幹線や飛行機のチケットも取れないし、移動できなかったら欠場になっちゃう」とボヤきつつも、無事に到着しレースで結果を残して気分は良さげだ。軽度の“時差ぼけ”も何のそのと言わんばかりに3日目以降へ向けて好発進を決めた。(netkeirin特派員)

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