2021/10/15(金) 22:30 0 4
前橋競輪場で開催中の「ドームスーパーナイトレース(GIII)」は16日、3日目を迎える。11レースのS級準決勝を走る吉澤純平に話を聞いた。
吉澤純平は本当に怪我に強い。頭蓋骨骨折、鎖骨、肋骨、肩甲骨と、ありとあらゆるところを骨折している。今年はスタンディングの練習中にアキレス腱も断裂したし、不死身の男だ。
「毎年、どこかを骨折している。鎖骨を骨折した時は、一緒に肋骨も3本折れていた。落車が多いと言う事は、ボッとしているんでしょうね(笑)」。
一番、みんなが心配したのは頭蓋骨を折った時だ。闘志を前面に出すタイプではないが、気持ちの強さは日本一かも。怪我をして良い事はないし、それで調子を崩した選手はかなり多い。宿口陽一がタイトルホルダーになったし、それ以上の実力がある吉澤が獲ってもおかしくない。ちなみに記念は地元取手、川崎、豊橋と3度優勝している。(町田洋一)