2025/07/30(水) 15:45 0 5
昨年の覇者の古性優作は、玉野サマーナイトの落車で負傷欠場。8月中旬の函館オールスター(GI)には、古性の事だし、必ず間に合わせるだろう。盟友の脇本雄太も早い段階で欠場届を提出。これでS班は犬伏湧也だけになった。古性の代わりに藤井侑吾、ワッキーのピンチヒッターが山口拳矢。
常日頃から“責任感ある走り”を公言している犬伏湧也がシリーズリーダー。高松宮記念杯では準決で敗退、地元小松島記念は決勝8着、前走の玉野サマーナイトも勝ち上がりに失敗しているが、悲観する材料は見当たらない。スーパーダッシュと、強靱な粘り腰で、短走路を味方にする。
番手は四国同士の松本貴治。連係実績もあり、自在の松本なら離れはない。犬伏が思い通りのレースをやれるのもプラスに働く。
中部は藤井侑吾に山口拳矢。ヤマケンは藤井を目標に年頭の立川記念で優勝。中部の若きリーダーとして地元中部地区の開催を盛り上げる。サマーナイトは1着失格で、必ずしも流れは良くないが、番手回りなら信頼できる。他にも志田龍星や地元の村田祐樹が機動型として機能する。
南関は和田真久留が先頭で頑張り、和田健太郎や、小原太樹が援護役。主力級の自力選手が不在で、青野将大の勝ち上がりは最低条件。
近畿は地味だが村田雅一が伸びており、村上博幸が指令塔。ただ、両巨頭の穴を埋めるのは難しい。
北日本は別府記念を制している守澤太志が売り出し中の山崎歩夢とタッグを組む。
関東も小粒で、菊池岳仁が徹底先行。中国地区は河端朋之の自在戦。九州は混戦が条件の野田源一。
初日特選の並びだが、犬伏湧也に松本貴治。この3番手を守澤太志が回り強力本線。南関は和田真久留、小原太樹、和田健太郎。中部近畿は山口拳矢、村田雅一、村上博幸で奇麗な3分戦になった。1番車に守澤が入っており、犬伏は好きなポジションを取れるのも大きい。