2025/07/25(金) 17:41 0 1
今期は3年ぶりのA級陥落となった。前期はS級で善戦しており、最後の5場所は17走で5勝、10連対(3連対含む)と十分にS級でも戦える数字を残していた。
「(前々期は)失格やケガの影響でS級点を取れなかったのではないんです。練習スタイルや自転車の乗り方を一新したら失敗して調子を落としたのが原因。前期、元に戻したら、またいい感じで走れるようになってきました」と現在はリズムが好転し、A級では格上位の存在だ。
S級復帰を目指すにあたりA級戦ではひとつのテーマを掲げている。それは「自力」にこだわることだ。前場所、降級初戦の宇都宮では3日間、自力で戦い、今節も3走ともに自分で動いている。
「もちろん、絶対的に強い自力選手がいれば付きますが、A級は選手の情報がよくわからない。それなら、前でやった方が悔いも残らないしいいのかなって。あとは(自力でやることで)足を落とさないって意味もあります」
最終日のA級決勝11Rは初日特選と同様に単騎で戦う。1番車に配置され組み立てには幅が増した。若手機動型の動向をじっくりと眺め、最後の最後に突き抜けて力の違いをアピールする。(netkeirin特派員)