25日から開幕する松阪競輪ナイター「伊勢忍者キングダム杯(FII)」。6RのL級ガールズ予選に梅川風子が登場する。

　24年末にナショナルチームを引退した梅川だが、そこからの成績は驚異的だ。GIを除けば現在30連勝中、GIでも23年のオールガールズクラシック以来すべて優出を果たしている紛れもないトップレーサーだ。

　前走の京王閣競輪では初日、2日目と連日バックを取る長い仕掛けで連勝で優出を果たす。決勝では太田りゆ、大浦彩瑛、太田美穂とGI級の強豪たちが相手として立ちはだかるが、太田と石井貴子(東京)が最終2コーナーで踏み合う中を捲ってそのまま押し切り快勝。豪華メンバー相手に完全優勝を果たした。

　次走の女子オールスター競輪に向けてここは落とせない一戦だ。梅川の武器である最強クラスのスピードを活かしたレースに期待したい。

　対抗するのは那須萌美だ。パールカップこそ結果は振るわなかったがその後の佐世保競輪で完全優勝、さらにその次の久留米競輪でも準優勝を果たすなど、高いレベルで安定した成績を残している。

　マーク・位置取りの能力は一級品で今回も好位でレースを運べれば大物撃破の可能性も大いにあり得る話だ。

★梅川風子は松阪競輪6R・L級ガールズ予選に登場！(発走18:01)
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　また、10RのA級予選には125期の谷内健太が登場する。

　大学時代はロードレースで大学インカレを制すなど輝かしい実績を残したが、養成所では在校順位31位と決してエリートではなかった。

　しかし本デビュー後は24年11月にチャレンジ戦で9連勝を達成しA級2班への特別昇班を決め、その後も25年前期で6度の優勝、S級特昇まであと一歩まで迫るなどの大活躍。

　直近3開催は優勝を逃してはいるが、3走前はスローペースの中最後方に置かれてしまう厳しい展開、2走前は番手の小谷に差されるが準優勝、前走も前期S級の原田亮太・同期の高橋舜と濃いメンバーの中で3着と決して弱いレースではない。

　今開催には同期125期の在校1位・遠藤拓巳も参戦している。初日、2日目としっかり勝ち上がって、決勝で遠藤と大熱戦を繰り広げてほしい。

★谷内健太は松阪競輪10R・A級予選に登場！(発走19:45)
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