2025/07/24(木) 11:30 0 0
22日から開幕中の川崎競輪ナイター「デイリー杯 おつけもの慶C(FI)」。12RではS級初日特選が行われる。
吉田有希が先頭の東日本勢と脇本勇希が先頭の中近勢の二分戦の構成となったが、レースの主導権を握るのは徹底先行の吉田有希となりそうだ。
直近4か月のバック数13本、逃げの決まり手も9本と先行主体で戦えている吉田有希。前走の京王閣GIIIでも連日気迫溢れる先行で初日は寺沼拓摩、準決勝では鈴木玄人と地元勢の勝ち上がりに貢献しつつ、自身も優出を果たす大活躍だった。
後ろに2車が付いてくれる今回は吉田にとって好条件、いつも通りのド先行で後続を寄せ付けずライン上位独占を狙う。
先日の「サマーナイトフェスティバル(GII)」では兄・吉田拓矢と眞杉匠が今年2回目となるビッグレースでの決勝ワンツーを決めた。有希も拓矢のように今後関東の中枢を担うことを期待されている。そのためにもまずは一歩一歩、実績を積み重ねていきたいところ。
★吉田有希は川崎競輪12R・S級初日特選に登場!(発走20:19)
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また、11RのS級予選には小森貴大が登場する。
2班のため初日特選には選抜されないが、今開催の出場メンバー中で得点最上位の小森。24年は年中通して100点付近で安定していたが、25年に入り成績が急上昇、点数は108点までアップした。
川崎は4月の記念以来の参戦となるが、その準決勝では脇本雄太の番手戦で、名だたる名マーカーたちを千切ってきた脇本の捲りにピタリと追走し優出を果たした相性の良いバンク。
だがしかし小森の本職は番手ではなく自力だ。前走青森競輪の準決勝では室井蓮太朗の番手を巡って佐藤和也、山中秀将が争っている中、スキを見逃さずにベストなタイミングで捲り仕掛けて番手の坂本亮馬とワンツーを決めた。
初日は松田治之、伊藤正樹を背負い自力で戦う。得意のカマシ・捲りで格の違いを見せつける。
★小森貴大は川崎競輪11R・S級予選に登場!(発走19:49)
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