今開催は無念の二予敗退となった犬伏湧也だが、3日目、そして最終日を連勝で締めてS班の面目を保った。それでも表情は険しいまま。

「状態は決して悪くなかった。それだけにもったいなかった。状態が良くても結果が出ないと意味がない。そういう意味ではオールスターまでにもうひとつレベルを上げたい。結果を出せていないしS班として恥ずかしい。なんとかしたい気持ちはあります」

　今年はビッグレースでの優出がゼロ。S班に緊急昇格後もなかなか思うような結果を残せておらず、焦りがあるのかもしれない。それでも機動力が輪界トップクラスであることに疑いの余地はない。来月のオールスターこそ状態の良さを結果につなげてみせる！(netkeirin特派員)