地元の高橋綜一郎は8月に続いての地元ファイナル進出へ。「あの時も翔琉がいたし今回も負けないように。準決は先着されたけどそれは番手にはまられたから。米嶋(恵介)さんもいるししっかりと自力で力勝負したい」と地元Vに意欲を示す。

　その田川翔琉は前回の松山で完全Vを飾っており、平塚ルーキー企画レースを挟み2場所連続Vがかかっている。「一人だったら上野(恭哉)君に付く事も考えたけど礒田(義則)さんがいるし自分でやる」と宣言。

　上野恭哉は当初「九州5人で並べませんかね…。自分が先頭でいいので」と壮大な作戦を練っていたが高橋、田川の気持ちを理解し納得の単騎戦となった。

　 礒田義則はウハウハ。「(準決は上野を)ちょっと残すぎたかな〜」と快調で「もう最後の決勝かもしれない(笑い)。翔琉が誰に付こうが自分でやろうがその後ろです」と無欲の7番車に。

　準決で高橋と連係を外した南部亮太は「もっと集中する。追走する際に自分の悪いところが出たし修正します!」と今節3度目となる高橋マークに力を込めた。(netkeirin特派員)