堀内が復調している。ここ数年は落車により安定性を欠き100点台の前半の競走得点が続いていたが、最近は決勝に乗る回数も増えて104、5点台まで点数を戻した。

「ここ2、3年ずっと100〜101点続きでしたけど、やっと105点まで戻すことができました」と長いトンネルから脱出しようとしている。

　練習方法を一新したことが好調の要因だ。

「これまで街道練習はあまりしてこなかったけど、今は増やしています。街道を乗り込むことで長い距離を踏むことに抵抗がなくなった感じがします」と、かつての感覚を思い出し「自分の持ち味は仕掛けるところで仕掛けるレース。それができているのがいいと思うし、もっと続けていきたい」と気持ちは乗っている。

　前期は年初に失格したためS級1班の点数を取ることができなかった。その分までもと今期は猛チャージをかけて上昇気流に乗ってみせる。(netkeirin特派員)