2025/07/15(火) 17:00 0 1
京王閣競輪場で14日から開幕する3日制GIII「シン東京ミリオンナイトレース」。新たな試みとして実施される今開催の概要、京王閣競輪場の特徴、主な出場選手を紹介する。
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東京都調布市にある京王閣競輪場で7月14日から16日の3日間、「シン東京ミリオンナイトレース(GIII)」が開催される。
通常のGIII競走は4日制で行われるが、JKAの新規施策として今回の「シン東京ミリオンナイトレース」、そして7月末に行われる「東京オーヴァルカップレース」が9車戦3日制GIIIとして試行実施される。
今開催はGIIIにしては珍しい11レース制、また男子戦だけでなくガールズ戦も並行して行われるため、1日で行われるS級戦は7レースとFI戦に近い形式だ。
そのため勝ち上がりも特殊な形となっている。通常の4日制GIIIであれば初日は4着以内なら予選突破確定、5着で泣き別れという形だが、今開催は予選、準決勝共に3着権利と初日から厳しい勝ち上がり条件となっている。
また反対にガールズ戦は通常開催と全く同じ仕組みで、予選2走の着順に応じたポイントの上位7名が決勝へと勝ち進む。一発勝負の男子戦とは異なり、初戦で大きな着を叩いてしまっても2戦目でリカバリーすることが十分可能だ。
開催地である京王閣競輪場では全レースで勝利者インタビュー・プレゼント抽選が行われる。この時の選手とファンの距離がとても近いのが特徴で、勝利への喜びと疲労が混じったレース直後のリアルな選手の雰囲気をダイレクトに感じることができる。
また、グルメも非常に魅力的だ。牛すじ煮込みが絶品の「まくりや」をはじめ、魅力的な飲食店がいくつもある。加えて今開催中はキッチンカーも多数出店するため、仕事終わりにビールと様々なグルメをつまみながら競輪を楽しめる。
その他最終日16日には平原康多氏のトークショー、山口幸二氏と高木真備氏による予想会などイベントも盛りだくさん。
お時間のある方はぜひ現地に足を運んで京王閣競輪場の魅力を味わい尽くしてほしい。
最後に今大会の主役候補である選手を男女ともに2人ずつピックアップする。
ガールズグランプリ優勝3回、9年連続でファン投票1位と実力と人気を兼ねそろえたアイドルレーサー。破壊力満点の捲りに注目だ。
38歳と歴代最年長で24年のガールズグランプリを制したレジェンド。ここは地元勢としての意地を見せたい。
2024世界選手権のケイリンで金メダルを獲得したトップレーサー。ワールドクラスのスピードと特徴的なアフロヘアでファンを魅了する。
5月に「日本選手権競輪(GI)」を制した吉田拓矢の弟。愛くるしいキャラクターとは裏腹にレースでは気合の入った先行でレースの主導権を握る。