2025/07/10(木) 12:00 0 0
9日から開幕中の佐世保競輪ナイター「オッズパーク杯(FI)」。11RのS級準決勝に小原太樹が登場する。
小原は初日、目標不在の自力戦となったが、先行する関東勢の後ろ3番手の好位をキープして最終バックから自力捲りを放ち、前の黒沢征治を捉えて番手の須永優太とワンツーを決めた。
連勝といきたい準決勝は直近4ヶ月でバック数17本と高い機動力を誇る齋木翔多の番手を回ることとなった。さらに小原の後ろには瓜生崇智、松尾勇吾の九州2車も付くこととなり4車の強力な布陣となった。
ここで完全優勝を決めて次走の「サマーナイトフェスティバル(GII)」へ弾みをつけたい。
しかしこの強力4車ラインに対抗する関東勢も強力だ。
先頭を務める黒沢征治は初日こそ小原の捲りに屈したが、今日は番手に「高松宮記念杯競輪(GI)」のセミファイナリスト佐藤礼文、3番手に初日は大仕事で徳永哲人をシャットアウトし幸田望夢を残し切って1着ゲットの福田滉が付く。
齋木よりも点数は断然上、長年関東を縁の下で支えてきた実力者がここで真価を発揮できるかどうか。
★小原太樹は佐世保競輪11R・S級準決勝に登場!(発走20:00)
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また、12Rの同じくS級準決勝には荒井崇博が登場する。
初日は目標不在の自力戦でなおかつ後ろ攻めというあまりにも厳しい展開となってしまった荒井だが、最後の直線では鋭いタテ脚で前へと迫り、執念の確定板入りを果たした。
2日目以降は3着以上の結果を求めていきたい荒井だが、準決勝は宮本隼輔の番手を回る。そして荒井の後ろには山形一気、吉松直人の四国2車も付いて4車ライン結成となった。
荒井に前を託された宮本は松井宏佑、森田優弥ら超豪華メンバー揃った20年のヤンググランプリで準優勝を果たした逸材。その他にもビッグレースで数回準決勝まで進むなど将来が嘱望されていたが、22年に鎖骨を骨折しそこから点数が急降下、24年前期にはA級落ちも経験した。
どん底を味わった宮本だが近況はFIの予選はコンスタントに勝ち上がれるレベルまでになり、徐々に徐々にではあるが復調しつつある。
相手の木村佑来は高い先行力備える強敵ではあるが、トップレーサーの頼もしい先輩荒井を背負ってどのようなレースを見せてくれるのかに期待したい。
★荒井崇博、宮本隼輔は佐世保競輪12R・S級準決勝に登場!(発走20:30)
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