1日から開幕中の佐世保ミッドナイト「オッズパーク杯(FII)」。7RのA級チャレンジ準決勝に尾野翔一が登場する。

　尾野は元野球選手で独立リーグの高知ファイティングドッグス、北九州フェニックスでプレーをしていた。そして2023年に野球を引退し、柳詰正宏のもとで鍛錬を重ねたのち日本競輪選手養成所に入所した。

　他競技からの転向組ながら野球で培った身体能力を発揮し、養成所を在所1位で卒業、5月のルーキーシリーズでも6戦5勝と圧倒的な成績を残し将来が嘱望されている。

　迎えた本デビュー初戦では突っ張り先行を敢行。しかし赤板で松本充生、最終ホームで伊藤司に出切られそうになってしまうが、そこからの盛り返しが凄まじく最終的にはすべて突っ張り切ってラインでワンツースリーを決めた。

　準決勝は初日も連係した地元の足達重満を背負って再度のワンツーを狙う。

　無傷の9連勝で次のステップへ、そんな可能性も大いにあり得る逸材だ。

★尾野翔一は佐世保競輪7R・A級チャレンジ準決勝に登場！(発走23:30)
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