2025/06/29(日) 18:37 0 6
初日の上がりタイムは10秒7。堂々の1番時計を叩き出し「思った以上に出ていましたね」と笑顔で話した北津留翼。
二次予選は「先行基本」とコメントを出していたが「『前が取れたら全部突っ張ります』と言っていたんですが、ダッシュ負けしてしまいました。3人で決まってよかったけど内容がダメでしたね」とイメージした競走ではなかったと言う。
これには番手の田中誠も「突っ張ると言っていたんだけどな。オッズを見たら全然俺の抜きは売れていなかったし、差す気は満々だったけど、引いた瞬間『あ、終わった…。サヨナラ〜』って感じで(笑)」と苦笑い。
作戦通りの組み立てではなかったが、初日特選組である小林泰正の先行を楽々と捲って連勝。デキ自体は超抜といえよう。準決勝は野田源一とは別線を選択。今回唯一のS班である郡司浩平や仕上がり上々の石原颯と強敵が揃ったが、地元の意地で決勝への切符を掴み取る。(アオケイ・松野記者)