2025/06/19(木) 19:49 0 1
二予進出のボーダーは例年、11点以上か10点の選考順位上位者が多い。井上昌己は2日目までに2走を走り終えて10点で、しかも選考順位が低く、厳しい状況かと思われていたが…。
それでも「ワンチャンいけないかな?」、「厳しいかな?」、「どう、ひょっとしたら可能性ありそう?」などと何度も選手仲間や関係者に話しかけて経過を気にしていた。そして、全ての一次予選が終わると、結果は37番目…。1〜9が白虎賞、10〜36番目までが二次予選進出となるため、本来なら井上は選抜戦回りとなるはずだった。ただ11点の中本匠栄の欠場がすでに決まっており、井上が繰り上がる形で最後のイスに滑り込んだのだ。
「いや〜、(二次予選に)名前があってよかったです(笑)。ヒヤヒヤでしたけどね。(二予は)颯馬と一緒ですね。初日も頑張ってくれたし、好きに走ってもらいますよ」
この強運を生かせるか注目したいところだ。(netkeirin特派員)