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【大阪・関西万博協賛競輪】今節のレース展望

2025/06/11(水) 13:20 0 2

富山競輪「第13回大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は、12日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

今節注目の松本秀之介

 ロングの仕掛けは少ないが、ツボに嵌まった時の捲りが鋭い松本秀之介に期待する。日本選手権では2日目に1勝を挙げ、続く平塚記念でも優出。直前の取手記念は準決で失敗したが、かなり戻っている。好回転の捲りで、同県・徳永哲人とのワンツーが理想。他にも九州は単騎の源さん(野田源一)や追加で入った岩谷拓磨、タテ型の山口敦也もいる。

 競走得点トップのベテラン・柏野智典も、鋭さは際立っている。タイプ的に番手でガツガツやる選手ではないが、後方からの突っ込みが武器。4月開催の久留米で優勝し、ダービーでもピンピンで勝ち上がり準決まで駒を進めた。中四国の先導役は町田太我で、やや乱調気配も、このクラスなら先行力は活きる。直前の静岡開催で小倉竜二の優勝に貢献した久田裕也は、中野慎詞に踏み勝っていた。心優しい三宅達也は人格者として有名だ。

 北日本の自力型は大川剛櫻井祐太郎嵯峨昇喜郎で、自在選手は坂本貴史飯野祐太佐藤一伸。追い込み型は須永優太保科千春で、櫻井は大化けしそうな予感。

 関東は武田豊樹橋本壮史との茨城タッグ。南関は内藤秀久が音頭を取り堀内俊介嶋津拓弥の神奈川トリオ。

 中部は川口聖二が、この手のレースに強いが、竹内雄作は当地のGII覇者。一貫してあの頃の姿勢のままで、ブレていないのは若手のお手本。地元の村田祐樹はプレッシャーに負けなければ優勝もありそう。マーク屋の坂口晃輔がいると、ラインが引き締まる。

 近畿ラインも層は厚い。GI覇者の稲垣裕之をリーダー役に高久保雄介岡崎智哉南潤

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