■東西分かれる特殊な宮記念杯は荒れる!?

　競輪界に衝撃が走った…。S級S班在籍中だった平原康多さんの突然の引退発表。
　話題騒然のこの出来事により、繰り上がりで出場することになったのが吉田有希選手です。

　そして今回の舞台は、「第76回高松宮記念杯競輪(GI)」。SS班8選手 vs その他の精鋭たちーー。誰が主導権を握り、どんな波乱が待ち受けているのか？ 初日から目が離せません。

　…と、ここで言わせてください。

「高松宮記念杯も荒れます！」
　ーーと言いたいところですが、この大会は東西で勝ち上がりが分かれる特殊なレース構成。そのせいか、過去を振り返ると「そこまで荒れていない？」という印象も、正直あります。

　とはいえ、狙うのはやっぱり“大穴”！
「5万車券が欲しい！」「10万車券を当てたい！」「いや、夢の帯車券(100万超)を獲りたいんだ！」そんな穴党の皆さまに向けて、今回もデータを駆使して勝負します！

　今回は、東西勝ち上がり別に過去5年間の平均払戻金データを徹底的に調査。 万車券・5万車券・10万車券の発生状況も含め、どこに“波乱の芽”が潜んでいるのかをあぶり出していきます。

■過去5年間開催平均払戻金・万車券データ分析

▼【2019年】岸和田競輪場

	金額
開催平均払戻金 (計25R)	26,565円
西日本	37,851円
東日本	13,785円
決勝 7-2-4	44,490円

▼【2021年】岸和田競輪場

	金額
開催平均払戻金 (計25R)	96,023円
西日本	96,023円
東日本	154,635円
決勝 8-5-9	58,660円

▼【2022年】岸和田競輪場

	金額
開催平均払戻金 (計25R)	29,475円
西日本	33,083円
東日本	20,661円
決勝 1-7-8	91,950円

▼【2023年】岸和田競輪場

	金額
開催平均払戻金 (計37R)	21,494円
西日本	26,737円
東日本	15,370円
決勝 7-3-8	37,340円

▼【2024年】岸和田競輪場

	金額
開催平均払戻金 (計37R)	14,843円
西日本	24,180円
東日本	6,200円
決勝 9-8-7	2,340円

■過去5年の平均払戻金は？

	金額
平均払戻金 (計149)	34,537円
西日本 (72R)	31,210円
東日本 (72R)	36,906円

「東の方がやや波乱傾向？」という結果になっていますが、さらに驚いたのはーー

　過去5年間の最高払戻金は2021年・初日12R、6-4-5で759,330円!!
　思わず目を疑う高額配当が飛び出していました。実際、2021年大会の平均払戻金はなんと96,023円！まさに“荒れた宮記念杯”だったと言えるでしょう。

　一方、2023年からは勝ち上がり方式が変更され、一次予選が「1・2分制＋ポイント制」に。これにより、やや堅めの決着も見られるようになりましたが…果たして今年はどうなるのか？

■2025年の高松宮記念杯競輪の勝負の決勝出目は…

　ここまで来たら、もう一歩踏み込みましょう！
　過去10年間の決勝戦・出目データを参考に、一足先にーー“決勝予想”をさせていただきます！

過去10年間の出目(3着までの回数)

車番	出目回数
1番車	4回
2番車	4回
3番車	3回
4番車	3回
5番車	2回
6番車	2回
7番車	5回
8番車	5回
9番車	3回

　データをにらみ、思考を巡らせーー整いました。

決勝出目予想：『7=8-1』

　今回は、この2点勝負で挑みたいと思います！
　信じるかどうかは、もちろん貴方次第ーーでも、夢は出目に託して追いかけたい！

　“高松宮記念杯競輪を、この出目で制したい！”そんな想いで、今年も攻めていきます！

▶︎ウマい車券の使い方を動画でチェック