閉じる

【別府競輪G3ナイター】守澤太志が別府記念3回目の優勝!「前の選手が頑張ってくれたおかげです」

2025/06/08(日) 22:25 0 0

2025年6月8日 別府競輪
開設75周年記念「オランダ王国友好杯」G3(最終日)

大型客船が寄港し、海外観光客などで活気づく大分県別府市。別府競輪場で6月5日から4日間の日程で開催された「開設75周年記念・オランダ王国友好杯」G3が、決勝を迎えた。
S級S班の新山響平岩本俊介に加え、深谷知広寺崎浩平、地元で前回覇者の阿部将大らがシリーズをリードし、温泉街をさらに熱くした。中でも新山と深谷は、初日特選から主導権争いで火花を散らし存分に力を発揮すると、その後もパワー全開の自力で他をうならせた。一方の寺崎は、強烈なけん制をも凌ぐ剛脚で厳しい展開を勝ち上がった。また、同大会連覇のかかる阿部も、気迫のみなぎる競走でラインを援護、地元の意地を見せた。
強力な自力型がそろい大注目の4分戦となった決勝は、前受けから突っ張り先行した新山の番手で後続の追い上げを食い止めた守澤太志が、ゴール前で新山をかわして優勝のゴール。2023年12月の別府記念以来、通算5回目のG3優勝を果たした。別府でのG3優勝は3回目で、次走の高松宮記念杯競輪に弾みをつけた。

※3日目準決勝レポートはこちら

***************
【最終日12R=S級決勝】
1/新山響平(SS・青森107期)
2/岩本俊介(SS・千葉94期)
3/村田雅一(S2・兵庫90期)
4/村上博幸(S1・京都86期)
5/守澤太志(S1・秋田96期)
6/瀬戸晋作(S2・長崎107期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/阿部将大(S1・大分117期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

【レース展開】

赤板。1・新山が9・深谷を突っ張る
打鐘。1・新山が徐々にペースを上げて先行態勢へ
最終HS。1・新山の先行で、9・深谷は内から5番手に上がる
最終BS。7・寺崎の捲りに、8・阿部も合わせていく
ゴール

誘導以下、1新山-5守澤、8阿部-6瀬戸、7寺崎-3村田-4村上、9深谷-2岩本で周回。まず深谷が上昇していくと、赤板で新山が突っ張っる。深谷は8番手となり、新山が先行態勢に入っていく。打鐘過ぎに深谷は内を突いて、5番手の寺崎の横まで上昇。最終HSから寺崎は仕掛けていくが、最終BSで3番手の阿部も合わせていく。この両者に対して新山マークの守澤がけん制すると、最後は逃げ粘る新山をゴール前で差し切り1着。2着に新山で東北ラインのワンツー。寺崎マークの村田が3着に入線した。

【最終日12R=別府競輪G3ナイター決勝】
2車単5-1 2,240円(6番人気)
3連単5-1-3 12,200円(39番人気)
決まり手:差し-逃げ

優勝/守澤太志(S1・秋田96期)

今回戦績:一1・二1・準3・決1
次走出場予定:高松宮記念杯競輪G1(岸和田/6月17日〜22日)

毎日本線で、最終4コーナーを番手で回って来られ、本当に前の選手が頑張ってくれたおかげです。今日に関しては、内をしゃくってくる選手がそんなにいないと思っていたので、最終3コーナーで大きく動いてもどうにかなるかなと思いました。(寺崎浩平が)止まってくれて良かったです。もう脚力が落ちているし、決勝に乗るのも難しい状況でしたが、ラインに感謝ですね。F1でも優勝できないのに、ここで優勝できるとは思わなかったので、本当に新山君に感謝です。
まだ、自信を持てるほどのデキではないですが、優勝できたのはいいキッカケになると思うし、モチベーションも上がると思うので、後半戦に向けて、しっかりやっていきたいです。また、新山君とは何度も走っていますが、ワンツーは1度も無かったので嬉しいです。

***************
◆レインボーカップA級ファイナルのレポートはこちら

(P-Navi編集部)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票