2025年6月8日　別府競輪
開設75周年記念「オランダ王国友好杯」G3（最終日）
第9レース＝レインボーカップA級ファイナル

※前検日レポートはこちら

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【別府競輪（最終日）9R＝レインボーカップA級ファイナル】
1／大西貴晃（A1・大分101期）
2／山崎将幸（A1・宮城92期）
3／川口雄太（A1・徳島111期）
4／木村佑来（A1・宮城119期）
5／稲吉悠大（A1・福岡92期）
6／谷口力也（A1・熊本119期）
7／小原丈一郎（A1・青森115期）
8／河崎正晴（A1・熊本121期）
9／橋本智昭（A1・宮城99期）

【レース展開】

誘導以下、4木村-7小原-9橋本-2山崎、3川口、1大西-5稲吉。8河崎-6谷口で周回。赤板前から川崎が上昇すると、木村は突っ張る。打鐘前から河崎が仕掛けるが、北日本ラインが譲らずに、主導権を握っていく。最終2コーナーで5番手の川口が山崎の内を狙っていく。最終2コーナー過ぎに木村マークの小原が番手捲りで抜け出すと、そのまま押し切り1着。追走した橋本が2着に入線。位置を取り切った川口が3着に入線した。

◆レインボーカップA級ファイナルの結果、1着の小原、2着の橋本、3着の川口がS級2班への特別昇級を決めた。

【別府競輪（最終日）9R＝レインボーカップA級ファイナル結果】
2車単7-9　400円（1番人気）
3連単7-9-4　1,810円（4番人気）
決まり手：捲り-マーク

1着／小原丈一郎（青森115期）

（作戦は）本当は宮城3人だったので、単騎の気持ちも強かったのですが、責任ある位置でもあったので、（番手に）いかせてもらいました。（木村が）2周からけっこういいペースで、あとは自分の判断で行かせてもらいました。自分は好きに走ってもらうという感じでしたが、佑来が作戦から突っ張って出す気ない感じだったので。タテ脚は大西さんもありますし、そこで躊躇（ちゅうちょ）したら後ろに申し訳ないし、佑来のためにも行きました。橋本さんも前回（佐世保）で悔しかったと思うし、ゴール前勝負が（ラインで）できればなと。
1年は長かったけど、A級でもレースをちゃんと作ることはできました。（S級では）昨年から自力自在に勝負していますが、S級でも変わらず前々に攻めて、後ろにも貢献したいと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
2着／橋本智昭（宮城99期）

（3番手は）難しいですね。（初手は）せっかく頑張ってくれるので、前からの方がいいかなと。3番手はやっぱり遅れてくるんですね。スタートで脚を使っていたので、それもありましたが、気合いで付いていきました。キツかったですね。（ワンツーで）本当に良かった。前回（佐世保で失格）の借りは返せたと思います。
S級は常に想定して走っていたので、問題ないかなと思います。これからは番手、3番手のレースも、グレードが上がればあると思うので今日の教訓を生かして頑張りたいと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
3着／川口雄太（徳島111期）

打鐘からあいたら行くつもりでいましたが、打鐘で河崎（正晴）が行って、（木村）佑来が思い切り踏んで、入るどころか少し離れました。でも入られないように追いつくので一杯いっぱい。（初手の位置は）自在としてこだわるつもりで、絶対に引けない。追いついたと同時にあきそうな雰囲気だったので、結果は1車だけしゃくったんですけど、本来は最低でも橋本さんのところまで行くつもりでした。でも、（小原）丈一郎が踏んで、橋本さんが一杯だったのかバックを踏んだので、つっかかってしまった。まだまだ不器用で悔しいです。
（特別昇級は）単騎で優勝しか狙っていなかったので、そこまで気にしていなかったです。他の人よりはレースはできている自信はありますが、丈一郎と橋本さんには劣っていると思っていたので、力のままの順位だったのかなと思います。（S級でも）することは変わらず。引き続き、(今の走りを）極めていけたらなと。そこでタイミングがあれば、自力も精いっぱい出したいと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
◆別府競輪G3ナイター(最終日）のS級決勝のレポートはこちら

(P-Navi編集部)