2025/06/05(木) 19:44 0 4
生まれも育ちも大分県別府市。現在は別府競輪場から車で10分ほどのところに住む甲斐俊祐は今期から初のS級。初の地元記念は2Rで初陣を迎えた。
「準備をしてきたし、あとは結果を出すだけだと思っていた。緊張がヤバかったですね。でもたくさん応援してもらえたし、周回中から気合が入った。(作戦は)前の方から、順番が来たら行こうと。6番(山田雄大)が止まったのは想定外だったけど、すかさずスイッチして仕掛けて行けたので良かった」
捲り出た際は、マークの瀬戸晋作の口が開いてしまうほど。瀬戸も「甲斐君が強かった。仕上がってますよ」と絶賛した。
甲斐は「1Rで一丸(尚伍)さんが1着だったので1着を取りたかったけど、瀬戸さんも脚があるので。ワンツーが決まってなにより。脚の感じはいいと思う」。
昨年大会は地元の阿部将大がV。「去年は誘導。誘導部屋から見ていて、いつか走りたいなって思っていた。師匠(小野俊之)にもいい報告がしたいし、頑張りたい。まだGIIIで、この先に行ったことがないので」
今回が4度目のGIII出走。奈良記念は二次予選7着、高知記念は二次予選9着に敗れている。地元記念で初のGIII準決勝進出なるか注目したい。(netkeirin特派員)