2025/05/28(水) 01:09 0 1
予選に若手の機動型が多く、波乱の要素もあるが、中心は大西貴晃と稲吉悠大の九州勢。大西は地元GIIIを制し、来期はS級1班の選手。プライドからも負けられず、今期は4度のV。好回転の捲りでレースを支配している。番手を回る稲吉も安定した戦歴。大西がワンテンポ早い仕掛けなら逆転も十分。
地元の高津晃治と野崎将史は中四国で小川将二郎に前を託す。小川は、やや捲りが多いが、後ろが地元2人なら駆けたい。高津は前節の高松で優勝し、野崎も2場所前の松阪で優勝。共に良い状態で地元戦を迎えられる。
他に特選シードは坂本将太郎と會澤龍で、出方が注目される。會澤は自力がなくなり追い込みが中心だがタテの選手。逆に坂本は煩いマーカーだ。
予選をクリアしそうなのは大分の高橋綜一郎、梅田加津也、小笠原一真、高橋優斗、栗本尚宗、枝村弘樹、高市訓但、樋口開土、枝村弘樹、古川宗行、石坂永伍と言った面々。
ガールズケイリンは、天下を取っている石井寛子が中心。オールガールズクラッシクでは優出に失敗したが、前走の武雄ミッドでは完全V。今年後半のビッグレースでも、自在巧者の走りで、2年連続のグランプリ王者を目指す。次の評価がプチブレーク中の大浦彩瑛で、自力のレースを貫いている。驚異的なバック数を持っている太田美穂、田中まい、西島叶子は確実に決勝に乗ってくる。