2021/10/02(土) 11:30 0 1
58歳の大ベテラン小林覚が前回に続いて予選で白星を挙げた。里見恒平のまくりを悠々と差し切った鋭いタテ脚は、年齢を感じさせない強烈なキレがあった。 「いやー、キツかった。まくりの作戦はなかったから、いつ行くのかなって何度も突っかかっちゃって。ただ後ろに2人いたから離れちゃいけないって死に物狂いで付いていったよ。人気に応えられて本当に良かった(笑顔)」
この日の日中には別府競輪場で61歳の佐古雅俊が節目の400勝を達成した。
「佐古さんは本当にすごすぎる。頭が上がらないよね。俺なんてまだ300勝もしていないのに(苦笑)。でも年上の佐古さんがこうやって1着を取ってるんだから、俺もまだまだ頑張らないとかな」
小林も今期はオール予選クリアと、衰えるどころか今が“伸び盛り”。準決以降も上位争いに加わってくること必至だ。(netkeirin特派員)