2025/05/19(月) 14:11 0 1
高田修汰の逃げを痛快な3番手まくりで飲み込み1着を手にし、今期3回目の決勝進出を果たした。その3回のうち2回が当地と、相性の良さが際立つ。
「別府は風がきついと聞いていましたが、自分が走る時はなぜか風が吹かないんです。今回もそうでした。だから走りやすいです」と肌合いの良さを自覚している。
好調の要因はもうひとつ。2場所前の4月玉野から使用しているフレームが火島の感覚とハマったからだ。使っているのは師匠の日野博幸から借りたものだという。
「ダッシュしたときの感触が良くて走っていて楽なんです。カマシ、まくりに向いていますね。このまま借り続けるか、同じ寸法のものを作るか、迷っています」と新たな武器を手にし、気持ちは高まるばかり。しかも、日野が18日に行われたいわき平のFIIシリーズを逃げ切りで制したのだから否応なしに気合が入る。「もちろん、見ていました。こっちも負けられないです!」と力を込めた。
最終日の決勝7Rは同県の森本桂太郎に任され自力勝負だ。「まだ、このフレームで先行をしたことが無いんです。試してみたい気持ちもあるし、もっと使いこなせるようになりたいです」と更なる可能性を求めて、色々と探っている。(netkeirin特派員)