アプリ限定 2025/06/17(火) 07:00 0 0
17日から開幕するGI・高松宮記念杯競輪。競輪界で唯一、東西に分かれて勝ち上がり戦が行われる。今回は東西で波乱度は異なるのか、車券戦術を変えるべきなのか、車券のヒントとなる材料を調査した。(netkeirin編集部)
まずはポイント制となった23年以降の東西それぞれの3連単平均配当を見ていこう。(東西混合の負け戦は除く)
レース種別 | 万車券回数 | 平均配当 |
---|---|---|
予選 | 5 | 7,643円 |
二次予選 | 3 | 1万1,360円 |
準決勝 | 2 | 9,214円 |
全平均 (青龍賞含む) | 10 | 1万786円 |
予選、準決勝が1万を割っているように比較的穏やかな決着が多い印象。しかしGIIIだと安い配当になりがちな二次予選は万車券という意外な結果に。
3つの地区で争う東は3分戦の番組が多く、4分戦に比べると展開が落ち着きやすいため強い選手が順当に力を出せるのかもしれない。その結果がこの配当とも考えられる。
レース種別 | 万車券回数 | 平均配当 |
---|---|---|
予選 | 9 | 2万3,660円 |
二次予選 | 4 | 1万3,993円 |
準決勝 | 1 | 1万4,285円 |
全平均 (白虎賞含む) | 13 | 2万4,119円 |
東と異なりこちらはすべてのレース種別で1万オーバーという結果となった。3地区で争う東に対し、西は5地区の代表選手が少ない枠を懸けて戦う激戦となるため、より穴が生まれやすいのかもしれない。
最後に東西で穴配当を狙える選手を一人ずつ紹介する。
まずは東で注目したいのが松井宏佑だ。
松井は23年の同大会で2勝し共に万車券を提供、24年も二次予選で2着ではあるがまたまた万車券を演出している。
先日の日本選手権競輪(GI)でも優出しているように、タイトル獲得も現実的なレベルの力をつけているため、もう穴では買えなくなっているかもしれないが大会との相性の良さという点で注目したい。
そして西で注目すべき選手は東口善朋だ。
東口は23年の一次予選1で勝利を収めたが、3着が同着となり配当は半額なのにもかかわらず、その2通りどちらも10万超え車券という爆穴配当を演出した。24年も負け戦ではあるが10万車券を生み出しており、今回も要チェックしたい選手だ。