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【小松島競輪・ミッドナイト】藤野貴章「自力選手がいればちゃんとラインを組みます」

2025/05/15(木) 09:45 0 0

小松島競輪場のミッドナイト「こんばんはチャリロト杯(FII)」は15日、2日目を迎える。6RのA級選抜を走る藤野貴章に話を聞いた。

「これからは九州の若手に育って貰えるようアドバイスしたい」と話す藤野貴章

ーー西九州の自力選手以外は付かないって言っていましたけど、撤回されたそうですね。

藤野:はい。自分のSNSでも発信したし、前回の岸和田で番組さんにも伝えました。

ーーそのきっかけとなったのは、城戸崎さんのところに追い上げたレースですか?

藤野:そうです。城戸崎さんがやさしいんですよ。怒ってくれた方がまだ気持ちが楽だったっす。レース後にあいさつに行ったら『レースだもん。いいよいいよ』って。ああいういい人まで自分のわがままで巻き込んでしまって。

ーーもうレースで見せてきたし若手にも堂々とアドバイスできるでしょ。これからは九州地区を大事にしてライン競走に徹するんですよね。

藤野:半年間ほぼ自分でやって後方になるレースはほぼ無かった。これからは九州の若手に育って貰えるようアドバイスしたい。もちろん僕も仕事はやる。初日は高橋(義秋)さんと九州2人だったから、お互いの持ち味を殺さないよう別々になったけど、自力選手がいればちゃんとラインを組みます。

 賛否両論あると思うが、これが藤野の導き出した筋。番手を回れば仕事をするし、自力選手が居なければ自分でハコ勝負なり自在にやって道を切り開く。記者はそういう戦い方が『漢気』があると思うし好きだ。自らイバラの道を選び後輩たちに言うのではなく、背中で見せてきた。これからも戦う藤野を応援したい。(アオケイ・梅田記者)

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