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【松戸競輪】一つの壁にぶつかった望月一成

2021/09/25(土) 17:30 0 1

松戸競輪では26日、「日本名輪会カップ・吉井秀仁杯(FI)」が初日を迎える。初日8Rに出走する望月一成に話を聞いた。

共同通信社杯にも出場した期待の若手・望月一成

 昨年の1月にS級デビューを果たした望月は男気全開の先行勝負で風を斬りまくってきた。去年は苦戦を強いられていた望月だが、今年に入ると成績は一変。2月の別府では3日間最終バックを取る走りで完全優勝を成し遂げた。着実に力を付け前走は「共同通信社杯(GII)」にも出場した期待の若手だが、本人は不満げに話す。

「ここ最近は一時期の勢いがないですね。調子が良かった頃に上積みを狙ってフレームを換えたらそれが失敗。そこから自転車を戻してみたけど、前の良い感じが無くなってしまった。他にもこれが原因かなーっていうのはあって、バイク誘導をやらなくなってからですかね。とにかくスランプです」と現状を話す。

 しかし、本人は気落ちはないそうで「以前、中西大さんとお話しした際に『103点くらいで壁にぶつかるよ』と教えてもらった。中西さんも1回壁にぶつかってから7点くらいグーンと上がったと言っていたので、これは一つの壁だと思ってやるしかないですね」と前を向く。

 更に望月は今期1回の失格があり競走得点はマイナス3点だ。
「1班の点数を狙っているので、この3点は大きいけどまだ9月。ここから最低でもあと3点は上げたい。何かが変われば大丈夫だと思うし、今は自分のやるべき事をやって待ちます」と締め括った。(アオケイ・石濱記者)

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