2025/04/21(月) 04:45 0 2
19日から青森競輪場で「アドバンス Gamboo杯(FII)」が開催されている。今開催はインターナショナルレース「アドバンス ケイリン」と名を打ってのシリーズ。普段のケイリンとは違って個々の戦いとなるが、3日目の最終日ともなれば選手らも慣れてきているはず。最終日の21日に開催される決勝8Rに出場する村上翔馬に話を聞いてみた。
「今回(アドバンス)はどうなるんだろうと不安があったんですが、ピンピンだからいいんでしょうね」と笑顔だ。
2日目の予選2では最終ホームで3番手の中曽直彦の後輪に差し込む形となり、車を下げるのが遅れて真後ろから野口正則に仕掛けられてしまう。立ち遅れる形になってしまうが、大外を鋭くまくって人気に応えた。
その事について質問をしてみると「3番手の位置は譲れないと思って粘ったんですが、後ろから野口さんに仕掛けられてしまって焦りました。すぐに反応してまくって行ったんですが、中石さんが付いていたので遅れてしまった。だけど、最終的にまくれたのでよかったです」と振り返る。
決勝は同じくピンピンで勝ち上がった比佐宝太選手とオール連対の中野光太郎選手が相手と言っていいだろう。
この2人との対戦はどうなのかと聞いてみると「中野君とはA級(1・2班戦)に上がってきたての時に対戦していると思うんですが、確か勝っていると思います。比佐君とは2回かな。1回目は自分が勝っているはずなんだけど、2回目は前回の岸和田決勝ですね。自分らも北日本も2段駆けの並びで、自分が前から比佐君を突っ張り切りました。7着にはなったけど、レース内容では勝ったかな(苦笑)。だけど個々の戦いだと能力は比佐君でしょう。だからしっかり考えて組み立てたい」と話す。
普段のライン戦と違って難しい面があるのは否めないが、仕上がりは文句なしだ。どんな走りをしてくれるか楽しみ。(アオケイ・忍足記者)